約束
「約束を破る人は許せない」「約束を破るなんてあり得ない」そういう考えを持つ人は多いのではないでしょうか?
でも意外なこと(?)に、そういう考えを持っている人の中には「自分との約束は平気で破ってしまっている人」がいそうなんです。
「あの人は約束を破って、なんか楽しそうにしている」「あの人はやりたいことやってるけど、まずしなければいけないことがあったはず」そう他者に向けているその視線は、
実は自分自身に送っているまなざしでもあります。
上記の例でいくと、「見つめる自分」はいつも自分に対して「仕事をかたずけるまでは、遊んではいけない」「いつでもやりたいことは出来るんだから、まずは仕事をさきにしよう!」と声をかけてきます。
「見つめられる自分」はその声に必死に応えようとして、頑張る。⇒当たり前じゃん?と一見約束を果たしているようにも見えます。
が! どんな人の中にも「見つめる自分」と「見つめられる自分」が同居しているとしたら、
「本当は遊びたい」「今あの人に会いに行きたい」「やりたいことに挑戦してみたい」という思いもまた叶えてあげていい。いや、叶えてあげたいものです。
「見つめる自分」と「見つめられる自分」の約束事。叶え合って、喜びあって、いつも一番の味方であれば、他者の行動もそんなふうに応援出来たり、微笑ましく見守ることが出来たりするのかもしれません。
あなたは、「自分との約束」守っていますか?