欲しいもの
欲しいものを「欲しい!」と伝えること、得意ですか?
欲しいものを手にしたり、好きな人と一緒にいることが出来たり、食べたいものを食べることが出来たり、会いたい人に会いに行けたり、そんな叶えたい事を叶えることが出来たら、嬉しくはなっても、いやな気持にはならないですよね?
でも、いつからでしょう?あんなにお願い事を素直に出来ていた私たちは、大人になっていくにつれて、「素直に」欲しいものを欲しいと言ったり、誰かに頼ったり、甘えたりするのが苦手になってきた。そんな人も多いかもしれません。
寂しくて甘えたくても、「なんで構ってくれないの!?」と怒りで表現してしまったり、 相手にもっと受け取ってほしい、と願っているのに、「もういい」とか「大丈夫」とグッと我慢で抑えてみたり。
相手に本心が伝わらないことも、ですが、自分の本心にも嘘をついてしまっているこの状態が続いていると、次第に自分の本当に欲しいものが何だったのか分からなくなってしまう。それが実は一番怖いこと。
私、何が欲しかったんだろう?何を求めていたんだろう?私何がしたいんだろう?私、何のために生きているんだろう?
あなただけが、あなたの欲しいものをあなた自身に渡してあげることが出来る唯一の人なのに。欲しいもの、自分にもしっかり渡していきませんか?